今回のコラムは、西川文化財団のスリープマスターが睡眠に関する質問にお答えするQ&Aシリーズをお送りします!
2023年度に開催したある小学校の睡眠セミナーでは、小学生のみなさんからたくさんの質問をいただきました。
小学4年生の睡眠にまつわる素朴な疑問から、ズバリ鋭い質問まで、幅広く紹介していきます。
Q.朝ごはん、いっぱい食べられない人はどうしたらいいですか?
➡無理にいっぱい食べなくても大丈夫です!ポイントをおさえて朝食をとりましょう。
まずは脳のエネルギー源となる炭水化物(ごはん・パン・うどん等の主食)、そして卵・乳製品・大豆製品などのたんぱくしつをプラスできるといいですね。
どうしても食よくのない人は、まずはヨーグルトなどかんたんなものでも良いので、食べる習慣をつけることから始めましょう。
Q.昼寝はしてもいいですか?昼寝をして悪いことは?いいことは?
➡短いお昼寝は午後からのねむけを減らして集中力をアップさせるのに効果的です。
小学生は「7分程度」の短いお昼寝で、時間帯はお昼ご飯を食べたあと「15時まで」にとるのがポイントです。寝るしせいは、完全に横になるのではなく、机にふせて寝る、ソファーやいすにもたれて眠るのがオススメです。
もし、ポイントを守らずにお昼寝してしまうと、夜の睡眠の質が悪くなったり、なかなか寝付けなくなったりする原因となってしまいます。
Q.睡眠(寝ている時間)が成長する時だから、寝なかったらどうなるのだろうなと思いました。
➡睡眠が不足すると、成長ホルモンが十分出なくなってしまうことが報告されています。
また、それ以外にも頭の整理ができない、怒りっぽくなる、食よくがおさえにくくなり食べ過ぎでしまう、などのえいきょうがあります。
だから小学生のみなさんにはしっかりねむってほしいです。
こちらのシリーズは不定期更新でまだまだ続きます。
次回の掲載をお楽しみに!