寝具にも大事な“風通し”
湿度が高く、寝苦しい夏の夜。
汗が蒸発しにくいことから、体の中に熱がこもりやすく寝苦しく感じることで、睡眠の質が低下すると言われています。
夏の暑さに負けず元気に乗り切るために、まずは快適な寝室づくりからはじめてみましょう。
POINT① 布団と床の間にスノコを挟む
ベッドや布団と床の間に隙間をつくり、空気の通り道を。
特に木製のスノコは、布団に溜まりやすい湿気を吸収してくれます。
また、ベッドと床の間に収納ボックスがある方は、定期的に取り出して通気するのがおすすめ。
POINT② 衣替えと一緒に寝具替え! “硬め”を選ぼう
夏の寝具選びのポイントは、“ちょっと硬め”の素材であること。
硬めの素材は身体に密着しづらく、隙間をつくり熱を逃がしてくれます。
シャリ感のある麻素材の寝具や敷きパッド、パジャマも表面が凸凹としたサッカー生地など、やや硬めのパリッとした素材がベターです。
POINT③ 干すときは布団の裏側から
敷き布団は、体が当たる表側よりも、まず裏側を日光に当てて干しましょう。
私たちは寝ている時も汗をかいています。この水分は敷き布団の下へ下へと吸収されるため、裏側は特に湿気がたまりやすいのです。
ちなみにウレタン製の敷き布団は、日常的には日光に直接当てず、風通しの良い場所で陰干しするのが良いですよ。