今回は、〝美容睡眠″にまつわるコラムです。
睡眠と美容の関係
美容には、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」や「メラトニン」が不可欠です。
「成長ホルモン」は、新陳代謝を促し、日中に浴びた紫外線や外気等のダメージを修復する働きを持ちます。この「成長ホルモン」の分泌を促進するには、「メラトニン」をきちんと分泌させることが大切です。「メラトニン」には体内時計のリズムを司り、睡眠を促して体を休ませ、良質な睡眠をもたらす効果があるからです。
これらの恩恵を得るためには、眠り始めの3時間に深い睡眠をとることがカギとなるため、寝る前の準備をしっかり整えていくことが「美容睡眠」の第一歩です。
〝美容睡眠″を促すルーティーン5選
01:良い睡眠をとるための入眠儀式
刺激は眠りの大敵です。眠る前は、激しい運動、食べすぎ、飲みすぎ、そして神経を昂らせる怖い本や映画は禁物です。夕食は、胃腸の働きを考慮し就寝2~3時間前までに済ませましょう。
また、「メラトニン」は明るい光によって分泌が抑制されてしまうため、室内を暗くし、スマートフォンやPCの画面も極力見ないようにすることが大切です。
代わりに、音楽を聴いたり、ストレッチやヨガ、瞑想などで身体と脳をクールダウンさせていきましょう。
02:眠る前には適度なストレッチを取り入れよう
テレワークなどにより、日中の活動量が減少したり、長時間同じ姿勢をとることも多いと思います。日中の活動量が低下すると睡眠の質も浅くなるため、おうちの中でも軽く体を動かすことを意識しましょう。
「眠る前の簡単ストレッチ」
① 左腕に右腕を下からクロスさせ、ゆっくりと体に引きつける。
② そのまま、頭の上で両腕を組み、体を横に倒して二の腕と上半身の側面を伸ばす。このとき、腰から下が動かないように注意。
③ 次に、右手を頭の上から顔の左側にあて、右側にゆっくりと倒す。
④ 最後にイスに座った状態で両手を胸の前で組み、ぐーっと前に突き出し、同時に頭も前に倒す。
⑤ ①~④を反対側も同様に行う。
★POINT=深くゆっくりと呼吸しながら、反動をつけずに体を動かしましょう。ストレッチを終えたら、緩んだカラダに刺激を与えないようそのままベッドへ。
残り3つのルーティンは〝美容睡眠″のコラムPart2に掲載します。お楽しみに!
(資料提供:西川株式会社)