「あたたかく眠るコツ」Part1

2022年12月のコラムで、「寒い冬の朝すっきり起きるコツ3つ」をご紹介しました。

2月に入りましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

今回のコラムは「あたたかく眠るコツ」Part1をお届けします。

理想的なふとんの中の温度・湿度を目指しましょう

 体とふとんの間にできる小さな空間を“寝床内環境(しんしょうないかんきょう)”といいます。季節を問わず、理想的な寝床内環境は、温度33±1℃、湿度50±5%です。

その環境に近づけるためには、季節にあわせた寝具選びが大切です。

 寒い冬は、寝具で体温の低下を防ぎ、外の空気を通さずにあたたかさを保つことがまず重要ですが、快適な眠りには保温性だけでなく、汗によってふとんの中に発生した湿気を吸湿・放湿させて湿度を調整する機能も寝具には求められます。

保温性と吸放湿性に優れた羽毛ふとんは、寒い冬の快適な睡眠環境を保つ理想的な寝具です。

 

☞コロナ禍の冬のポイント 換気による室温低下と乾燥対策

新型コロナウイルス感染症予防として室内のこまめな換気と加湿が大切といわれています。

換気によって室温が下がったまま就寝すると、冷えで睡眠の質が低下したり、風邪の原因にもなります。

換気後は、冬場の理想的な室温=10℃以上になるように室内を暖房であたためましょう。

また、乾燥にも気を配り、理想的な湿度=50±5%になるように加湿器などを活用して調整してください。

濡れたタオルを部屋に干しておくのも加湿の有効手段です。そして、就寝中は寝具でしっかりと保温しましょう。

寝室の写真24286544_m